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中国進出を検討している経営者必読の書です 

昨年の尖閣諸島国有化とその直後に起きた日本企業焼き討ちを目の当たりにして、中国への投資に急ブレーキがかかりました。

 

では、現在中国に進出している日本企業がどのような目にあっているのか。仕事柄、いろいろな企業の方とお話をする機会がありますが、現場の実感に近い本が出版されていますので、ご紹介します。

 

誰も書かない中国進出企業の非情なる現実(祥伝社新書327)

 

 

http://www.amazon.co.jp/%E8%AA%B0%E3%82%82%E6%9B%B8%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%84%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E9%80%B2%E5%87%BA%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AE%E9%9D%9E%E6%83%85%E3%81%AA%E3%82%8B%E7%8F%BE%E5%AE%9F-%E7%A5%A5%E4%BC%9D%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8327-%E9%9D%92%E6%9C%A8-%E7%9B%B4%E4%BA%BA/dp/4396113277

 

出版社からのコメントを転載します。

 

中国進出日本企業の実態とは、どのようなものであろうか。実際に利益を上げているところはほとんどない。一部、利益を上げているとされる会社の中には、現地社員の人件費を本社もちなどという例もあり、実態はきわめて不透明である。また何をするにしても官僚への賄賂が不可欠であり、寄付の強要も日常茶飯である。契約書はあってもないに等しい。しかも日本に対しては何をしても許されるという官民共通の了解があるから、手におえない。大使館もまったく役に立たないばかりか、中国の立場を代弁する場合すらある。こうした実態は、当該企業の口からはもちろん、マスコミも絶対に書かない。近年の中国経済の成長ストップに伴って、欧米企業が中国投資をどんどん減らしている中で、日本一国だけが増やしているというおかしな事態は、どうして起こるのだろうか。それは、日本の企業担当者は、こうした中国ビジネスの実態をまったく知らないからだ。ごく一部の例外を除いて、ほとんどの企業の中国ビジネスがすでに破綻しており、さらには撤退しようにもそれすら許されないという蟻地獄に陥っている。本書はその実態を白日の下にさらし、今後中国進出を検討している企業への警鐘を鳴らす。同時にそうした事実を全国民が掌握することで、今後の日中関係を考える一材料となることを期待している。 (以上)

 

中国へ進出しないかという誘いは、まだまだ水面下であると聞きます。進出を決断する前に、ぜひ、この本を一読してから判断されることを勧めます。

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